部屋と宝くじと私


高校野球の決勝戦が行われたらしい。
強豪大阪桐蔭に雑草軍団金足農業が挑むという構図。
Twitterで戦車対トラクターの写真が流れてたのだけれど。

結果的には、大阪桐蔭の圧勝。
戦車強し。

トーナメントというのは、優勝チームといつ当たるかによって結果が変わるわけで。
優勝チームと1回戦に当たれば、1回戦負けのその他大勢になる。
たとえ、他のチームより強かったとしてもだ。

だから、よく事実上の決勝戦なんて言われることもあったりする。
金足農業の場合は、弱いわけではないのだろうけど、お世辞にも決勝までくる感じはしない。
そういう意味では、大敗も致し方ないか。

昔は、高校野球はお兄さんたちがやるものだった。
それが、同級生が県大会で戦うというので応援に行ってみたり。
いつの間にか、年下の若造たちの戦いになってみたり。
ついには、子供くらいの人たちが戦っていたりするのである。

実際プロ野球選手だってほとんど年下だったりして。
あー、年を取るって悲しいものだ。

それにしても、野球選手にしてもそうなのだけれど、若いうちに稼いであとは悠々自適、というのはうらやましい。
最近、見ててちょっとイラつくのは、サッカーの中田英寿のLIFE2.0とかいう保険のCM。
ヨーロッパ行って大金もらって、早々と引退してLIFE2.0ですって?

そりゃあんたはいいだろうよ。
若いうちに何億ももらって後はしたいことをして暮らせればLIFE2.0とか気楽に言えちゃうよ。

でも、まじめに勉強やってきた人ほど、人生に変わり映えなんてないままその日暮らしをしてんだよ。
LIFE1.0.0.30くらいのマイナーバージョンを重ねながら生きてるのだ。

しかも僕の人生はバグだらけだったので、LIFE0.0.0.20くらいかもしれない。
1.0にすらなりきれない、人生として人様に見せられるレベルのものじゃないんだなあ、これが。

そんな僕は、一発逆転というか、なんとかしたいとtotoBIGを買っております。
サッカーくじで、1等だと最大6億当たったりするわけです。

まあ、確率的に当たるわけがないとはわかっていても、「0」と「果てしなく小さいが0ではない」の間には大きな溝があるわけです。
買わなくては当たらない、という幻想に追われて買ってしまうのです。

いや、期待値ってあるでしょ?
買わなければ0なんだよ。
買えば、ものすごい低い確率で6億当たるんだから、買いでしょ?

と訳の分からないことを考えたりもするのだけれど。
期待値の計算からすると、買えば、ものすごい高い確率で買った金額がマイナスだということはなかったことにしてしまっているから、正真正銘のバカである。

だいたい、博打は胴元が儲かるというのは、昔から言われてるわけで。
自分でくじを発行して自分の取り分を確保するのが一番賢いのだけれど。
僕はバカだから、ひたすら丁だ半だと張り続ける最後の博徒なのであった。

どうせなら、小さいころに勉強せずに野球に打ち込むという博打をするのが一番賢いと思う。
もちろんサッカーをしまくるでもいいし。
将棋を指しまくるでもいいし。
死ぬほど歌を歌いまくるでもいいし。

勉強なんてまじめにやっても得をしない、という世の中が一番ダメなのではないかと思う。
むしろバカが売れるのは進化システムの破たんとすら言えるから、世界の創造主がダメなのだろう。


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